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【革の豆知識】混合鞣し(なめし)についてのお話。

【革の豆知識】混合鞣し(なめし)についてのお話。

前回の記事では、皮を革に変える工程「鞣し(なめし)」のうち、植物の渋によるタンニン鞣し、化学薬品を用いたクロム鞣しのお話をしました。

革の鞣し方には、さらに「混合鞣し(こんごうなめし)」という手法もあり、こちらはタンニン鞣しとクロム鞣しのいわば「良いとこどり」。

初めにクロムで鞣してから、次にタンニンで鞣します。これにより、タンニン鞣しほど顕著ではありませんが、適度にエイジングも楽しめ、同時に水に強く耐久性に優れ、軽量な革が出来ます。

【革の豆知識】混合鞣し(なめし)についてのお話。

混合鞣しの特徴の1つ、クロムなめしのような粘り気のある質感。味わい深いですね。

当店取扱いアイテムで混合鞣しの性質が実感いただきやすいものは、エルゴポックのグレイズシリーズや、コルボのファミリアシリーズなどがあります。

どちらも通常のタンニン鞣しよりは、ゆっくりとではありますが、革の色艶が深まり光沢も上がっていきます。

タンニンを含む割合でもこのエイジングのしやすさは変化するといいます。革は鞣し一つとっても、本当に奥が深いですね。