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【革の豆知識】クロム鞣し革と合皮の違いって?

鞣しのことが分かってくると、次は薬品を使ったクロム鞣しから生まれるケミカルな本革と、合皮は何が違うのか?といった疑問もわいてくるのではないでしょうか。

ポイントは、クロム鞣しはあくまで天然の皮革をベースにしており、合皮は人工の素材(基材といいます)をベースにしている点です。

さらに合皮といっても厳密には「人工皮革」と「合成皮革」があります。

「人工皮革」はマイクロファイバーの布地(通常は不織布)に合成樹脂を含ませたものを、そのまま使うか、それを基材とし合成樹脂を塗布したものを指します。
「合成皮革」は、天然の布地を基材とし、合成樹脂を塗布したものを指します。

タンニン鞣しの本革はある程度匂いや手触りで判断できますが、クロム鞣しと合皮の見分け方となると、本当に難しいです。

以前革屋さんとそんな話になった際に、「最近の合皮の技術は進歩してきていて、わしら革屋でも見分けがつかんときがある」とのことでした。

じゃあどうやって見分けるのですか?と聞くと、「燃やせば灰の色などで分かる」のだそうですよ。まさに奥深し、革フェチ道といったところですね…!