【保存版】防水スプレーの使い方!革バッグ・財布を雨の日も安心して使うために。

こんにちは、こだわりのブランドSentire-Oneのカナヤマです。

梅雨などの雨の日でも、革バッグを持ちたい。…分かります。(私の場合革好きなことに加え、ある程度同じバッグを毎日使い続けたいズボラな性格もありますが。笑)

そんなとき安心してお使いいただくためにオススメしたいのが、防水ケアです。ポイントを押さえれば難しくないので、ぜひ今回覚えてみてくださいね。

また、革に水分が付着するとシミや色落ち・カビの原因にもなるので、雨の日以外にも日常的に防水ケアをしておくのも良いと思います。

順番に一緒に見ていきましょう。

防水スプレーの効果は?

防水スプレー未使用時と使用時の比較。

写真は、一般的なタンニン鞣しのヌメ革を用い、片面(写真の右面)だけに防水スプレーを噴霧し、水をふりかけたものです。※使用したのはコロンブス社のウォータープルーフスプレー(アメダス)です。

防水スプレーを使用していない左面は、水が浸透して色が濃くなっています。

対照的に、使用した右面は水を玉状に弾いており、防水スプレーの高い防水効果が得られているのが分かります。

防水スプレーの種類・選び方

革用の防水スプレーには、「シリコン系」と「フッ素系」の2種類があります。

結論から言うと革製品には「フッ素系」の防水スプレーを使用するようにしてください。(シリコン系のものを使うと、通気性が損なわれ革が劣化していきます)

シリコン系:一般的な革製品には△

革の表面に皮膜のバリアを作って、水を侵入させないようにするイメージです。即効性は期待できますが、その分通気性が損なわれてしまいます。

シリコン系の防水スプレーは、長く使うと革の呼吸を妨げ、革の劣化やひび割れ(皮膜のバリアの層と一緒に革の繊維も割れてしまう)を起こすため注意が必要です。

フッ素系:一般的な革製品に理想的◎

水の分子よりも細かいフッ素樹脂を、革の繊維に浸透させることで防水効果を与えます。革の通気性を損なわないため、革の柔軟性を維持し、革の劣化を防ぐことができます。

さらにフッ素系の防水スプレーは、スムースレザー(表面がつるっとした革)や、スエード、ヌバックにも使用できます。

デメリットは、あくまでフッ素樹脂が革の繊維に乗っているような状態のため、持続時間が長くない点です。

このため、革製品にはフッ素系スプレーを使い、雨の日毎に毎回(もしくは週2~3回)スプレーをしてあげる必要があります。

革用のおすすめ防水スプレー

当店でも取り扱いのある、防水スプレー「ウォータープルーフスプレー(アメダス)」か、防水スプレー「デリケートレザープロテクター」がおすすめです。

フッ素系撥水・撥油剤をコーティングすることにより、皮革製品の通気性と柔軟性を損なうことなく、高い防水効果が得られます。

(表面に皮膜を作るシリコン系のスプレーは、膜で覆ってしまうイメージ。レインウェア、傘、雨靴に使用すると効果的ですが、革製品に使うと通気性や柔軟性を損なう恐れがあります。)

また、「ウォータープルーフスプレー(アメダス)」「デリケートレザープロテクター」は乾燥時間が15分と短いので、お出かけ前に気軽に使えるのもポイントです。

防水スプレーの使用方法

バッグのホコリや汚れを落とした後、スプレーの容器をよく振り、20~25cm程度離して表面が軽く濡れる程度にスプレーを噴霧して下さい。 (使用したい革バッグや財布と、並行に腕を動かすイメージです)

スプレー直後に皮革の色が濃くなる場合がございますが、乾くと(約5~10分程度)元の色に戻ります。ヌメ革、起毛革等、浸透性のよい素材では、約15分以上の乾燥が必要な場合があります。

ご使用の革製品の革の種類が分からずご不安な場合などは、目立たないところで軽くテストしてから使用するようにしてください。

防水スプレーの後は15分程度、自然乾燥させよう

上述の通り、防水スプレーが十分に効果を発揮するためには、噴霧した後、しばらく時間を置くことが大切です。

以前メーカー様に確認したところ、防水スプレーから吹き付けられて寝ているフッ素が立って、定着するまでにそれくらいの時間がかかるとのことでした。

このため、雨の日にお出かけする際は、外出の15分前までにスプレーをしておくと安心です。

防水スプレーの使用頻度

防水スプレーを使用する頻度は、雨の日の外出1回につき、スプレー1回が基本です。梅雨など毎日スプレーをするのが面倒な場合は、週2~3回でもある程度の効果は望めるでしょう。

ただしエイジングを楽しみたいなら、防水ケア頻度は抑える

防水ケアをするということは、革にバリアをして変化を起こさせにくくする、という事でもあります。

したがって、もしも革のエイジングを楽しみたいのであれば、防水スプレーは雨の日だけに抑えるようにします。(逆に、とにかく革製品をキレイに使いたいという方であれば、週に2~3回程度定期的に防水スプレーをするようにすると良いでしょう)

防水スプレーTIPS(裏技や豆知識)

スプレーの2度がけ・3度がけは効果はある?

2度がけしたほうが、水をより玉上に弾く場合もあります。(使用条件や革の種類などにより差はあります)

ただし2回目は、1回目を噴霧してから15分~30分後に行うようにしてください。2回目も、1回目と同じ手順でスプレーを使用すればOKです。

ちなみに、1回目にスプレーをたくさん・長時間かけても、効果は上がらないので気をつけてください。

革クリームの伸びを良くし、ムラを起きにくくする防水スプレー術

本来の用途とは異なりますが、防水スプレーを噴霧してから革クリームを塗ることで、クリームを塗り伸ばしやすくする事が出来ます。

また、クリームが必要以上に革の繊維に深く浸透していくことを防ぎ、色ムラを起きにくくする事が可能です。

新品の状態で防水スプレーをするのもオススメ

防水スプレーには、水を弾く以外にも、ホコリや汚れから革製品を守る効果があります。
革製品を長くキレイに使いたい場合は、転ばぬ先の杖として、週に1回程度は防水スプレーをかけておくと良いでしょう。

雨に濡れてしまったときの対処方法

万が一濡れてしまった時の対策も合わせて覚えておけば、より安心です。

絶対にドライヤーは使わない

雨に濡れた革製品をドライヤーなどで急速に乾かそうとすると、革の中の油分が抜けて、最悪ヒビ割れの原因になります。また、熱によって繊維の収縮が起き、型崩れを引き起こす可能性があります。

一度熱によってヒビ割れ・収縮が起きると、ほぼもとに戻すことは不可能なため、本当に注意が必要です。

かくいう私も、以前ドライヤーを使って革のリュックを1つダメにしたことがあります。^^;

必ず水分を拭き取り、陰干しする

万が一愛用の革バッグや財布が水に濡れてしまった場合、柔らかい布で水分を優しく拭き取り(ゴシゴシしない)、風通しの良い場所で陰干しします。焦らずにゆっくりと乾かしてください。

この風通しの良い場所で、というのも非常に大事です。

湿気が多くジメジメした場所に放置するとそのまま一気にカビが生えてしまい、どうしようも無くなる可能性があります。(私はカビで財布を1つダメにしたことがあります。あれは悲惨でした^^;)

乾いたら、専用クリームで油分を補給

革にはある程度油分がないと、ひび割れを起こすリスクもあります。濡れた革が乾いたら、仕上げに一緒に抜けてしまった油分の補給をしてあげるとなお良いです。

この際も、家庭にあるワセリンなどで代用するのではなく、専用の革クリームを使用することをおすすめします。

ちょっと手がかかるけれど、愛おしい革製品

合皮やナイロンなら水への耐性もあり手がかかりませんが、本革ならではの質感の美しさや、年月を経て味わい深くなる風合いは、やはり他に代えがたいもの。

防水ケアをマスターして、革製品をもっと身近に感じて過ごせますように。

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